後部座席で横から追突されてお怪我をされた患者さんの症例
2020年03月26日
軽自動車の後部座席に乗っていた所、前方不注意の軽自動車が路地から急に出てきて助手席側から衝突されてお怪我された20代女性の患者さんです。
事故直後の症状は左膝を車内でぶつけて青あざ(内出血)がみられましたが他の場所には痛みはありませんでした。念の為、救急車で前橋市内の総合病院に搬送されました。
レントゲンを撮りましたが骨には異常はなく湿布を処方してもらい帰宅。しかし翌日の朝から首から肩甲骨にかけて、両肩、腰に強い痛み、筋肉のこわばり、張り感、体のだるさの症状が出てきて当院を受診しました。
事故直後の急性炎症
普段はマッサージを受けるのがお好きでで押してもらうと気持ちよく感じるが事故後は普段と違って背中の張りが強いけど押してほしくないというような感覚を訴えていました。
事故時はリラックスして乗車していたため身体が受ける衝撃が強く、俗に言う「むち打ち」によって背骨(脊椎)や周囲の筋肉(脊柱起立筋など)に炎症がおこり強い痛みや熱っぽさを引き起こします。
その痛みから自律神経の乱れで筋肉へ緊張がおこり、このような症状が出てしまうのです。
急性期炎症に対しアイシングをし、日々変わる症状を抑えるため症状の強い首まわりはハイボルテージ(神経の興奮を抑制させ痛みを和らげる電気)とストレッチなどの手技を中心に施術し、膝の打撲は超音波(音波の振動により細胞を活性化させて治癒を早めるもの)を提案させて頂きました。
患者さんは小さいお子さんがいらっしゃるようですが、Vigor接骨院では受付スタッフがお子さんをお預かりしてみていることも出来ますのでお気軽にお申し付けのうえお越しください!